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ホルモン検査

ホルモンとは

「ホルモン」とは、体のさまざまな変化に応じて臓器や細胞に指令を出し、体の働きを一定に保つための化学物質です。
体内の各臓器で作られ、血液にのって全身を巡り、必要な場所で必要な働きをします。

驚くべきことに、ホルモンは「50mプールにスプーン1杯分」ほどのわずかな量でも十分に作用するといわれています。
それほど微量でありながら、ホルモンは人間の体調・感情・成長・生殖などに大きな影響を及ぼします。

代表的なホルモンとしては、成長ホルモン・アドレナリン・インスリン・甲状腺ホルモン、そして男性ホルモン・女性ホルモンなどがあります。
現在確認されているホルモンは100種類以上にもおよび、そのバランスが崩れることで、体のさまざまな不調や疾患が引き起こされます。

 

女性ホルモンとは?その役割と種類

数あるホルモンの中でも、女性の体と深く関わるのが「女性ホルモン」です。
女性ホルモンは、月経・妊娠・出産などの生殖機能をコントロールするほか、肌や髪の美しさ、感情の安定にも関与しています。

女性ホルモンは主に以下の2種類に分けられます。

1.エストロゲン(卵胞ホルモン)

「美人ホルモン」とも呼ばれるエストロゲンは、女性らしい丸みのある体を作るホルモンです。
また、以下のような働きを持っています。

  • 乳房や子宮などの生殖器の発達を促す
  • 子宮内膜を厚くし、妊娠の準備を整える
  • コラーゲンの生成を促し、美肌やツヤのある髪を保つ
  • 骨や血管、脳の健康を維持する
  • 自律神経を安定させ、感情のバランスを保つ

 

2.プロゲステロン(黄体ホルモン)

排卵後に分泌されるホルモンで、主に「妊娠を維持する」働きを持ちます。
また、以下のような働きを持っています。

  • 子宮内膜を整え、受精卵が着床しやすい環境をつくる
  • 妊娠した場合は子宮の状態を維持し、流産を防ぐ
  • 体温を上昇させ、基礎体温の変化を引き起こす
  • 眠気や食欲の変化をもたらす

 

この2つのホルモンが月経周期に合わせて増減することで、女性の体はリズムを刻んでいます。
しかし、そのバランスが崩れると、月経不順、肌荒れ、イライラ、倦怠感などのトラブルが起きやすくなります。

 

女性ホルモンの分泌に関わるその他のホルモン

女性ホルモンの働きは、脳や他のホルモンとの連携によって成り立っています。
特に以下のホルモンが重要な役割を果たします。

  • 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH):脳の視床下部から分泌され、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促す。
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH):卵胞(卵の入った袋)の成長を促す。
  • 黄体形成ホルモン(LH):排卵を誘発し、黄体を形成してプロゲステロンの分泌を促す。
  • オキシトシン:陣痛を促進し、出産や授乳を助ける「愛情ホルモン」。母子の絆を深める働きも。
  • プロラクチン:乳汁の分泌を促すホルモン。過剰になると排卵が抑えられ、不妊の原因になることもある。

 

ホルモンバランスが崩れる原因

ホルモンは非常に繊細な物質で、わずかな生活習慣の乱れでも分泌が変化します。
特に女性ホルモンは、脳の視床下部や下垂体からの指令によってコントロールされているため、ストレスや不規則な生活が大きく影響します。

主な原因は以下の通りです。

  • 精神的ストレスや過労
  • 睡眠不足や不規則な生活
  • 偏った食生活、極端なダイエット
  • 運動不足
  • 加齢による卵巣機能の低下

これらが重なると、ホルモンバランスが乱れ、生理不順・PMS(月経前症候群)・更年期障害・不妊などを引き起こします。

 

 

ホルモンバランスを整えるための対処法

ホルモンの働きをサポートするには、日々の生活を見直すことが大切です。
以下のポイントを意識して、バランスを保ちましょう。

1.バランスの取れた食事

タンパク質・ビタミン・ミネラルをしっかり摂ることで、ホルモンの材料となる栄養が補えます。
特に大豆イソフラボン(納豆・豆腐・豆乳など)は、エストロゲンに似た働きをすることで知られています。

2.質の良い睡眠

睡眠中にホルモンは分泌されます。
就寝前のスマホ使用を控え、夜更かしを避けることで、ホルモン分泌のリズムが整います。

3.適度な運動

ウォーキングやヨガなど軽めの運動は、血流を改善し、自律神経やホルモンのバランスを整えます。

4.ストレスケア

ストレスはホルモンの最大の敵です。
リラックスできる時間を意識的に作りましょう。深呼吸やアロマ、趣味の時間などが効果的です。

 

当院のホルモン検査について

ホルモンバランスの乱れが疑われる場合、当院では血液によるホルモン検査を行っています。
採血によって複数のホルモン値を測定し、体内の状態を客観的に把握します。

ホルモンは生理周期によって分泌量が変化するため、検査に最適なタイミングが異なります。
検査をご希望の方は、医師にご相談の上で日程を調整いたします。

 

主な検査内容

  • エストロゲン・プロゲステロン
  • FSH(卵胞刺激ホルモン)
  • LH(黄体形成ホルモン)
  • プロラクチン
  • 甲状腺ホルモンなど

※費用や検査の流れは診察時にご案内いたします。

 

検査で異常が見つかった場合の治療

検査の結果、ホルモンバランスに異常が見られる場合には、以下のような治療法を行います。

  • 内服薬によるホルモン治療
  • 生活習慣改善の指導
  • 漢方薬の処方
  • カウンセリングによるストレスケア

「妊娠しづらい」「月経が不安定」などのお悩みがあっても、早めに原因を明らかにすることで、適切な治療やサポートが可能です。
原因が分かることは、希望へとつながります。

気になる症状がある場合は、我慢せず、医療機関で検査を受けてみましょう。
当院では、一人ひとりの体と心に寄り添い、最適なサポートを行っています。
どんな些細な不安でも、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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